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​学力を上げる具体的方法

 学力を上げるために必要なこと、それは勉強の「量と質を上げること」に尽きます。

 

 「学校の授業も真面目に受けていて、先生の言っている内容が理解できないわけじゃない。さらに、塾にも行っているし、先生の説明を聞いて、納得して、その時は問題も解けるようになっている。でも、テストや定期試験では思ったほど点数が取れない!」「何でやろう?何で分かっているのに解けないんやろう?やり直ししたら解けるのに。別に説明を聞かなくても正しい答えを出せるのに。でも、テストになるとダメ・・・。自分は馬鹿なのだろうか!?」

 

 こういう状況に陥ってしまっているお子さんは珍しくはありません。実はこの問題に対する答えは簡単で、ただ単に「練習不足」なだけなんです。勉強が出来るようになることとスポーツが出来るようになることは同じサイクルだと話をしたと思います。お子様の「わかる」から「できる」ようになったというのは、サッカーでいうと練習で2回に1回シュートが決まるというイメージです。2回に1回しか成功しないのに、「自分はできるようになった!」と思ってしまっているのです。さらに言うと、練習で2回に1回しか成功しないのであれば、試合本番では3回に1回ぐらいしか成功できないということになります。これではいい点数なんて取れないのは当たり前で、もっともっと練習をしないと試合本番で成功なんて出来ないのです。

 

 そして、ただ漫然と練習をしていてもその成功率を上げることは出来ません。サッカーの練習でもなんとなく練習をしている子と、練習の意味を考え、自分なりにテーマを持って取り組んでいる子の成長スピードの差は歴然としています。勉強も単に何回も問題演習を繰り返すのではなく、問題の意図とテーマをしっかりと考えることで吸収力が変わってきます。いかにして、短時間で成長し、成功率を上げることができるかが問題となってきます。

 

 テスト本番で点数を取りたいのなら、「なんとなくできる」じゃなくて、もっともっと中身のある良い練習をして成功率を上げていかなければいけないのです。

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